『春のおたより』
今年も3月がやってきました。もうすぐ私の誕生日。毎年この時期、チャリティー壁紙を販売しています。今年で6年目。私の誕生日である3月31日から1ヶ月間の限定で、壁紙を販売します。その収益金は全額、日本赤十字社さんに寄付させていただきます。もし、私のために何か誕生日プレゼントをと考えていてくださった方がいれば、お気持ちを頂戴しますので、代わりにこの壁紙をご購入いただければ嬉しいです。皆さんから届いた祝福は、寄付というかたちで更に多くの人の笑顔に繋げていくことができますし、私も感謝の気持ちを壁紙というかたちでご購入いただいた方にお返しできます。ありがたいことに、毎年多くの方がクリックしてくださっています。壁紙も、毎年デザインが異なりますが、コレクションとして楽しんでくださっている方もいるようです。
このチャリティー壁紙を始めたのは2012年。東日本大震災の翌年でした。私自身も「いつかこの大きな出来事を、本当に克服できるときがくるのだろうか」と不安な気持ちでいましたし、そのために何か少しでもできることがあればと必死でした。そこで、当時私が書いたメッセージの中にもありますが、長期的にサポートすること、みんなで支え合う気持ちをいつまでも忘れずにいることを目指して、このような方法を思いつきました。
昨年は4月に熊本地震があり、急遽販売期間を延長、寄付先も2つの義援金窓口に変更させていただきました。どちらの災害もまだ援助を必要とされている中で、今年は寄付先をどのようにすべきか悩みました。でももともと、東日本大震災の被害に遭われた方の励みになるよう、まずは10年間続けることを目標にスタートさせたことですし、長く支援し続けるという6年前の決意を大事にしたいと思い、誕生日恒例チャリティー壁紙に関してはやはり日本赤十字社の東日本大震災義援金窓口に寄付させていただくことにします。今後に関しては、もしまた突発的な出来事があった場合にはその都度、状況に応じて考えていきます。そしてこの壁紙でなくとも、チャリティーの方法や窓口はたくさんあるので、この機会にご自身の考えに合うものを探していただければ良いなと思います。
3月31日に、37歳になる私。36歳の私とはもう二度と会えなくなるので、残された数日間をじっくり堪能したいと思います。そして37歳の私が来たら、たったの365日しか一緒にいられないので、仲良く楽しんで過ごしていきたいと思います。
坂本真綾 |